5月から6月にかけて着火した森林火災が、7月に入って一気に広がりました。一部はフェアバンクス近郊で燃えている様です。
左はNASAの人工衛星TerraとAqua搭載のMODISセンサを用いて推定した焼失面積です。今年は既に33万ヘクタール、東京都23区5つ分の森が燃えたと推定されています。こう書くと今年が激しい年に思えますが、50年来の焼失面積となった2004年には、四国の1.4倍の面積の森が焼け、失われました。上には上があるものです。
通常、衛星では焼失面積を数割多めに推定してしまうのですが、それを差し引いても東京都の面積に匹敵する森が失われたのは間違い有りません。この様に、北極圏の森林火災は、日本に住む我々には想像も出来ない様な規模で燃え広がります。気候変動への影響も懸念され、国際間で協力して森林火災を抑制するプロジェクトも生まれつつあります。
今月末には、アラスカを訪問します。その際には、森林火災の様子を詳しくお伝えしたいと思います。
皆さんと一緒に北極圏の森林を見守りましょう。
関連webサイト:IJIS森林火災モニタ、推定焼失面積推移